「ひとをほめてみませんか」

f:id:marukun12:20150305200728j:plain

Ж「 人から愛される人とは誰か?あらゆる人をほめる人。」(ユダヤの教え)

Ж「吉田松陰による若き日の伊藤博文の人物評」

なんせ松陰は門下生一人ひとりの人物評まで書き残しており、のちの初代内閣総理大臣、伊藤利助(博文)は「利助亦(また)進む。中々周旋家になりさうな」としている。周旋家というのは、二者間の間に立って交渉や世話をする者のことを言います。伊藤博文の場合、遅くとも着実に見せる進歩と、組織調整や世話役といった政治的な才があるということを、松陰は当時から見抜いていたようです。

人物評は全員が全員を絶賛するという訳にもいきません。中には容赦なく欠点を指摘することもありました。しかし、必ずといっていいほど将来性も指摘しており、「欠点の指摘に始まり将来性見込める資質を述べて終わる」という形をとっているのだから、スゴイ。吉田松陰のこのような方針は門下生たちの長所を自覚させ、自分に自信を持たせるやり方が、優れた人材を輩出した教育の秘密だったようです。

ー「男的充実life」松下村塾のリアルな実態・吉田松陰の教えと生々しい教育方針よりー

 

所感:

私も下手ながらも詩を書くようになったきっかけ。それは、今は亡き元イタリアの国家メシアの777双阿部博行先輩からいただいた一枚のはがきであった。

「良い作品ですね。」その一言から今日に至っている。

吉田松陰もまた、人をほめることが上手でありました。未来の指導者を育てました。

みなさん、吉田松陰のように「ひとをほめてみませんか」

 

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 統一教会へ
にほんブログ村