真のお母様の杖

 

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それでは、三大奇跡は、復帰摂理路程において、何を予示したのであろうか。

 

第一の奇跡は、神が命令して見せてくださったとおり(出エ四・3~5)、モーセの命令によって、アロンがその手に持っていた杖をパロの前に投げつけたとき、それが蛇となったというものである。これを見たパロは、自分の魔術師を召し寄せてその杖を投げさせたところ、これもまた、蛇となったのである。ところが、アロンの杖の蛇は彼らの杖の蛇をのみ尽くしてしまった(出エ七・10~12)。それでは、この奇跡は、いったい何を予示したのであろうか。これは、とりもなおさず、イエスが救い主として来られ、サタンの世界を滅ぼすということを、象徴的に見せてくださったのである。

 

神の代わりに、神として立てられたモーセ(出エ七・1)の前で、奇跡を起こしたその杖は、将来、神の前でこのような奇跡を起こすであろう、権能的な面から見た、イエスを象徴したのであった。それと同時にまた、杖は身代わりの支え人、身代わりの保護者として、不義を打ち、真実なる道案内人の使命をするものであるがゆえに、これは将来、イエスが全人類の前で、このような使命を担って来られるということを見せてくださったものであり、その使命の面からイエスを象徴したものであったのである。


そして、イエスを象徴する杖が蛇になったということは、イエスもまた、蛇の役割をしなければならないということを、見せてくださったのである。イエスが「モーセが荒野でへびを上げたように、人の子もまた上げられなければならない」(ヨハネ三・14)と、御自分を蛇に例えられた理由は、実にここにあった。

 

またイエスは、その弟子たちに、蛇のように賢くあれ(マタイ一〇・16)と言われた。これは元来、人間始祖が悪い蛇に誘惑されて堕落したのであるから、これを蕩減復帰するために、イエスは善なる知恵の蛇として来られ、悪なる人間たちを誘って善に導かなければならないし、弟子たちも善なる蛇として来られたイエスの知恵を習い、悪人たちを善導しなければならないという意味で、そのように言われたのである。また、モーセの蛇が魔術師の蛇をのみ尽くしたということは、イエスが天の蛇として来られ、サタンの蛇をのみ滅ぼしてしまわれるということを象徴的に見せてくださったのであった。

 

原理講論所感:

お母様の杖(写真)を見ての所感。

上記の掲載の「原理講論・モーゼを中心とする復帰摂理」p361に

今朝、わたしは、遭遇した。

 

その中でも、釘付けになった箇所がある。

「神の代わりに、神として立てられたモーセ(出エ七・1)の前で、

   奇跡を起こしたその杖は、将来、神の前でこのような奇跡を起こすであろう、

   権能的な面から見た、イエスを象徴したのであった。」

 

神の代わりに、神として立てられたモーセ

現在、再臨主の時代。

再臨主・真のお父様は、神の代わりに、神として立てられた。

 

現代、真のお父様は、真のお母様に使命を継いで逝かれた。他界された。

再臨主の妻として最終一体された真のお母様は、

人類70億の前に神の代わりに、神として立てられたのだ。

わたしは、確信した。

真のお母様の杖は、将来、神の前でこのような奇跡を起こすであろう!と。

 

注:今朝:2015年5月31日

 

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