真の父母様と三国志

f:id:marukun12:20150705065117j:plain

f:id:marukun12:20150705070318j:plain

 

 

眞の父母様と三国志

                                松坂龍太郎

 「一九六〇年陰暦三月十六日、天が六千年間願った歴史的な子羊の婚宴の日が来ました。前本部教会の礼拝堂に式場が設けられました。壁と床に白い布を敷き、玄関の左側に壇上をこしらえました。式場の準備が終わって、真のお父様は塩で式場全体を聖別なさいました。これが聖塩の始まりです。「父と子と聖霊と私の御名により聖別いたします」。そのときから私たちは聖塩で聖別する生活をしています。その後、正式に式が始まりました。白いチマチョゴリに長いベールをかぶられた新婦の衣装の真のお母様が、真のお父様と共に腕を組んで、聖歌「宴のとき」の合唱がウエディングマーチとなり、二階の階段から降りてこられました。式は白い服装の祝賀客の食口たちの熱い歓迎を受けて進行されました。そのときの真のお母様の心はどうだったでしょうか。洪順貞おじさんの家から中学・高校に通う時、主に『聖人聖女伝』、『三国志』などを愛読されて、この世の垢にまみれない修道院生活を夢見られたというかたが、大宇宙の真のお母様になる瞬間なのですから、どれほど感慨深かったことでしょうか。」(真のお母様に侍られた鄭大和先生の証しより)

 

「私のおじいさんについて言うならば、おじいさんは一字無識(注・文字を一字も知らないこと)です。学校も行かず、書堂にも行かなかったのに、『三国志』を、一番最初のページから最後のページまで全部、一度誰かが話してくれれば、それをそのまま繰り返すことができる能力をもった人でした。一度聞けば、そこまでできるのです。」

(真の御父母様の生涯路程 1第一章 真のお父様の誕生と内的準備より)