久保木を代表として愛するんだね
真のお父様が還暦になられた時のことを以前にもお書きした。
その頃お母様は何か重要な時の訪れに向けて精誠を尽くされて貯金をなさっておられたのである。いよいよ還暦をお祝いする日が近づいてきたので、まさにこの時のためにご用意していたのだと悟られたのである。
さて、様々に思いを巡らされて何をプレゼントしようかと悩まれた末に、真のお母様のお心が常にお父様に寄り添われながら、誰よりも一心一体となって、お支えになってこられたお姿に似て、常に真のお父様が身につけていただけるであろう見事な腕時計を用意されて差し上げたのである。
お父様も大変喜ばれて身にお付けになっていたのだが、たまたま久保木会長がご一緒の時にこの見事な時計の存在に気付いて
「お父様、良い時計を身につけておられますね?」と声をかけられたのである。
そこで、お父様はすぐさま腕時計をはずされて言われたという。
「これを久保木にあげよう。」
横におられたお母様は余りにとっさのことだったので
「アボジ、それは・・・」
と言いかけたようである。
しかしながら、お父様は言葉を遮られて、
「いいんだよ、日本人は苦労しているんだね。久保木は日本の代表だね。先生は日本のみんなを愛することができないので、久保木を代表として愛するんだね。」
と言われたのを聞いて、これは何か特別な時計であったのかと、久保木会長は言葉を失ったので
「ブログ 原理講論を読む」 ー真の父母様は「公的に愛され、公的に愛する」よりー