町の馬鹿とどこかへ行ってしまったロバの話

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町の馬鹿とどこか行ってしまったロバの話

「勇気の心理学 アルフレッド・アドラー」より

『ある日、町で自慢のロバが行方をくらました。

町の長老は、秘密会議を開き、ロバが失踪した原因や探し出す方法を3日3晩議論しました。

すると、この会議に、町の「お馬鹿さん」呼ばわりされている男が、いなくなったロバを

連れてやってきました。

驚いた長老らは、「どうやって居場所を突き詰めたのだ」と男に尋ねました。

男は言いました。

「ロバがいなくなったと聞いて、私は、ロバの小屋に行き、ロバと同じように壁に

向かって立ち、自分がロバだと考えてみたんです。そこに行くと本当にロバがいたんです」』

 

町の人から「お馬鹿さん」呼ばわりされていたその男は、相手と同等な立場で町の長老たちよりも利口だったようです。

 

所感: 「相手と同等な立場で考えて見る」

たとえば、①人類の親・神様の心情と同じ立場で考えて見る

たとえば、②キリスト・再臨のキリスト・真のお父様と同じ立場で考えて見る

たとえば、③キリストの花嫁・お母様と同じ立場で考えて見る

たとえば、④教会長と同じ立場で考えて見る

たとえば、➄教会の兄弟姉妹と同じ立場で考えて見る

たとえば、⑥近所や職場の人と同じ立場で考えて見る

たとえば、⑦霊人と同じ立場で考えて見る

たとえば、⑧サタンと同じ立場で考えて見る

たとえば、⑨動物と同じ立場で考えて見る

たとえば、⑩植物と同じ立場で考えて見る

たとえば、⑪鉱物と同じ立場で考えて見る

たとえば、⑫お金と同じ立場で考えて見る

たとえば、⑬相手(父、母、夫、妻、兄、弟、姉、妹、息子、娘)と同じ立場で考えて見る

 

私の体験(⑩植物)を話します。気の遠くなる44年前の話。独身、20歳。

私は、神様と真の父母様を慕いながら、貧しくも明るく生きていた。

近所のお花の競り(生花)市場で、私は、花を仕入れ、お花を家々を訪問しながら行商をしていた。なかなか、売れずにいたとき、私の腕の中の花が、私に言った。

「心配しないでください。私は、売られてゆきます。だから、頑張ってね」

私は、花が人間に話すとは!と思った。そのような出来事のあと、完売した。

その花の名前は、フリージャであった。相手と同等な立場で考える時、植物もお話する

ということです。

 

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