2015-10-13 花無心招蝶 蝶無心尋花 「花無心招蝶 蝶無心尋花」(老子・道徳教) 松坂龍太郎 花無心にして蝶を招き 蝶無心にして花を尋ぬ 花は無心に咲いて本分を全うする 蝶は無心に花を尋ねて本分を全うする お互いに支えあって生きている 私たちも 花のように 蝶のように 無心に生きて 己の本分を全うしようではないか 争わず、相手を気にせず 世間を気にせず生きよう 互いに助け合って生きてゆこう 神様の願いに素直に生きてゆこう わが町の1300年前に建てられた 庵の小さなお寺で わたしは、静かにひとり 自己を顧みる時間を過ごした 素の自分を見つめるために 写真:お寺の正門には大きな二体の四天王像が立っている。 写真:道徳教の老子