花無心招蝶 蝶無心尋花

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「花無心招蝶 蝶無心尋花」(老子・道徳教)

 

                                                      松坂龍太郎

 

花無心にして蝶を招き 蝶無心にして花を尋ぬ

 

花は無心に咲いて本分を全うする

蝶は無心に花を尋ねて本分を全うする

お互いに支えあって生きている

 

私たちも

花のように

蝶のように

無心に生きて

己の本分を全うしようではないか

争わず、相手を気にせず

世間を気にせず生きよう

互いに助け合って生きてゆこう

神様の願いに素直に生きてゆこう

 

わが町の1300年前に建てられた

庵の小さなお寺で

わたしは、静かにひとり

自己を顧みる時間を過ごした

素の自分を見つめるために

 

写真:お寺の正門には大きな二体の四天王像が立っている。

写真:道徳教の老子